内容から気になったところをピックアップします。
- GAEのサービスが停止した時間の割合により、その月以降で利用出来るクレジットが付与されます。稼働率に応じて当月利用料に対して以下の割合が付与されます。
- 99.95% を下回った(停止時間約22分を超えた)場合 10%
- 99.00% を下回った(停止時間約7.2時間を超えた)場合 25%
- 95.00% を下回った(停止時間約36時間を超えた)場合 50%
- 90.00% を下回った(停止時間約72時間を超えた)場合 100%
- 問題が起きたときは、顧客が Google に通知する必要があります。
- Google Apps support portal で SLA violation issue を新規に起こす
- Google Apps support portal から application id とエラーログを送る。
- 予定されていたメンテナンスによる停止は SLA に含まれません。メンテナンスは月合計80分以内です。
- 応答時間が極端に遅いアプリ、DeadlineExceededException を出しているアプリは SLA 対象外です。
大抵の場合、GAE上で実行しているサービスが生み出す価値がGAEの利用料を上回っているでしょうし、GAEは使用料自体が安い部類なので、サービスクレジットに関しては大きなインパクトは無いように思います。
自分から申し込まなければならないというのは意外でした。てっきり勝手に稼働率を測定して判断してくれるものと思っていました。他の SLA を読んだことがないのですが普通なのでしょうか。
DeadlineExceededException を出しているアプリは対象外というのも気をつける必要がありますね。処理が遅くならないように気をつけたプログラムを書かなければ SLA の補償が受けられません。
上にも書きましたがこの内容は draft なので、実際に導入される際には変わる可能性があります。
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